石川薬局通信No.2
※この記事は6月に当薬局の会員様宛にお送りしました「石川薬局通信」を転載したものです。
皆さんこんにちは。石川薬局ゼフィルスの石川です。今月の初めには大型連休もありましたが皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?連休の疲れなどは引きずってはいないでしょうか?
自分は急に出かけたくなり富士の方角へドライブしてきました。途中渋滞がひどくて疲れましたが雄大な富士山からたくさんパワーをもらって帰宅できた気がします!(静岡県民でよかった~)
富士山が世界遺産になったことで周辺の観光客も例年より多かったのではないでしょうか。 今度はもう少し計画的にドライブしたいと思います。
さて、今回はセルフメディケーションについてお話ししたいと思います。 “セルフメディケーション”とは、自分自身で健康を管理し、軽い病気やけがの症状緩和や 予防のために、市販薬などを使って手当てすることです。 世界保健機関(WHO)では、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当て すること」と定義しています。 病院で診察を受けるまでもない軽い症状、たとえば風邪のひきはじめに市販のかぜ薬を服用したり ちょっとした擦り傷に消毒したりすることや、吹き出物ができた時にビタミン剤を服用することも セルフメディケーションと言えます。積極的にセルフメディケーションを行うことは自身の健康 管理に役立ちます。 ちなみにセルフメディケーションの“セルフ”は“自己判断”という意味ではありません。 誤った自己判断による対処がかえって健康を害することにつながったり、軽症だと思っていても 重大な病気が隠れていたりすることもあります。 状況に応じて薬の専門家の薬剤師や登録販売者に相談したりアドバイスを求めることも必要です。 健康で過ごすためには“自分の健康は自分で守る”という意識を持って、健やかでハツラツとした 生活を送りましょう!
<実践のポイント>
・食事、睡眠、運動などの生活習慣の改善を図る。 ・自分の健康状態をチェックする。
<セルフメディケーションの注意点>
・正しい情報を入手し、正しい知識を身につけること。 ・医薬品とサプリメントの違いを理解すること。 ・市販医薬品の用法や用量を守ること。