石川薬局通信No.17
※この記事は平成27年8月に当薬局の会員様宛にお送りしました「石川薬局通信」を転載したものです。
皆さんこんにちは。石川薬局ゼフィルスの石川です。暑い日が続いています。熱中症その他、体調管理には十分に注意して下さいね。
8/2に以前からお世話になっている方々とゴルフに行って来ました。当日は太陽が頑張りすぎてタフなコンディションの中でのラウンドとなりました。途中、熱中症になりかけましたが清心丸を服用しながらなんとか一日を乗り切りました。本当に頼りになるお薬です!外でのレジャーや作業には欠かせない私のお守りです(^_^;)
今回は肝臓について前回の続きです。 前回までに肝臓の主な働きとして糖代謝、たんぱく質合成、脂質合成の3つを上げました。
4、ビタミンの貯蔵→ビタミンは水溶性のものと脂溶性の物があります。そのうちの脂溶性のビタミンを貯蔵する役割を持っています。
5、胆汁の生成→胆汁は食べ物の消化、特に脂肪分の消化に欠かせない消化液です。肝臓は胆汁の主成分の胆汁酸を合成しています。
6、解毒作用→アルコールやお薬など、体にとっては異物となるものを排泄しやすい状態に変換します。肝臓の解毒作用は人によって働き具合が異なります。肝臓にある代謝酵素が異物に対して解毒作用を発揮したり、食事から得た栄養素を エネルギーに変換します。この代謝酵素の数や働きの強さが人によって異なるため、お酒の強さや薬の感受性など 個人差が生じてしまいます。
二回に渡って肝臓についてお話しさせていただきました。このように肝臓には多くの役割があります。前回も書きましたが肝臓自体に高い再生能力があるため、私たちは気づかないうちに肝臓に 無理をさせてしまうことが多いようです。たくさんの役割があるからこそ、肝臓を働かせすぎないよう日頃から気をつけて生活したいものですね(^o^)