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石川薬局通信No.9

石川薬局通信No.9

※この記事は12月に当薬局の会員様宛にお送りしました「石川薬局通信」を転載したものです。

 皆さんこんにちは。石川薬局ゼフィルスの石川です。

 最近、大人になってから久しぶりにプラモデルをつくりました。子供のころはお城や車、戦艦など色々作った記憶はあるのですが、当時の力作は一つも手元には残っておりません。いったいどこにいってしまったのでしょうか(^_^;)

 今回作ったのは本当に簡単なものなので次回があるとすれば・・・もう少し難しいものにチャレンジしたいと思います。

 今回はインフルエンザについてお話ししたいと思います。一般にインフルエンザと言われる症状はインフルエンザウイルスにより引き起こされる 症状で、下記の様な特徴があります。

  • 通常のかぜとは異なり発症期に38℃以上の高熱が突然出ることがあり、筋肉痛・関節痛や 酷い倦怠感、食欲不振などの全身症状を伴うことが多いです。

  • 全身症状の後に、咳や鼻汁、のどの痛みなどの呼吸器の症状が出たり、吐き気や下痢などの  消化器の症状が出ることもあります。

  • 潜伏期間は1~3日程度で、感染力は非常に強いです。合併症を引き起こすこともあります。  ウイルスが体内に入ると肺や気管支・のど・鼻の粘膜などで急激に増殖します。空気が乾燥していると鼻やのどの粘膜はバリアー機能が低下するのでウイルスが侵入しやすくなってしまいます。

 手洗いうがいも大切ですが、乾燥しないように湿度にも気を配ってください。40%以上の湿度があればウイルスの感染力はかなり低下すると言われています。

 また、発熱が治まっても体内には感染力のあるウイルスが残っています。 熱が下がったあとは最低2日間(幼児は3日間)、インフルエンザ発症からは5日間の自宅療養が 学校保健安全法施行規則により定められています。

 インフルエンザウイルスに感染しないことが一番ですが、感染してしまった場合は周りの人に うつさない配慮も必要です。そのため療養後の登校や出勤には必ず主治医の指示に従いましょう。

 そのほかにも市販のかぜ薬にはインフルエンザの時には服用してはいけない成分の薬も あります。風邪かインフルエンザ判断できない状態で風邪薬を購入、服用するときは該当の 成分が入っていないかを薬剤師に確認してださい。